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仁王雅治

*貴女は仁王の恋人(社会人)
※○○には、貴女の名前を入れてください。

≪社会人になった仁王と同棲している貴女。仕事が終わりクタクタになって帰宅した貴女は、とるものもとりあえず彼が用意してくれたお風呂に入ることに。ゆっくりと時間を掛けて入浴した後、髪を拭きながらようやく一息ついて出てくると、リビングの窓辺に座っていた彼がそれに気付いて≫







おお、やっとあがったか。




なに、今、心配してたところじゃ。随分長いこと出てこんから、風呂場で溺れとるんじゃなかろうかってな。







─…プリ、冗談じゃ。




けど、ちょっとのぼせとらんか?顔が赤うなっとる。







≪貴女がパッと頬に手をやるのを見て≫







はは、可愛いのう、○○。







なあ、こっち来んしゃい。

ちょうど風が出てきて、ええ気持ちじゃ。




それに、今夜はよく晴れていて星もはっきり見えるぜよ。







≪貴女を手招きし、隣に座らせる≫







ほらな、綺麗じゃろ?







≪彼の言う通り、空には満天の星が輝いていたが≫







─…何じゃ、そんな驚いた顔をして。

もしかして帰宅途中、気付かんかったんか?







はは、まあお前さんのことじゃ、推測するまでもないか。

大方、仕事のことでも考えとったんじゃろ?

お前さんは何かひとつ考え込むと、周りが見えなくなるからのう。







違う違う、馬鹿になんかしとらんよ。本当に仕事熱心じゃなあって感心しとるんじゃ。




まあ、頑張りすぎるところがお前さんの欠点じゃから…無理は禁物じゃけどな?













じゃあ、そんな頑張り屋の○○にはご褒美をあげんといかんな。







≪彼は少し考える仕種をして≫







そうじゃの…

じゃ、あそこで輝いとる星のカケラなんて、どうじゃ?







≪そう言って、夜空の中でも一際輝く星を指差す≫







─…なに、嘘じゃろう、て?




─…さあ?確かに嘘は得意じゃけど。

これが詐欺かどうかは、やってみんとわからんよ?







≪貴女の見つめる前で空に向かって手を伸ばし、星を掴む仕種をする≫







──…ん、

なかなかええ感触じゃ。







≪貴女が、まさかという表情で彼を見つめると≫







クク、お前さんはコロコロ顔が変わって面白いのう。




まあ、言いたいことは分かっとるよ。

普通に考えて、星なんて掴める筈がない、からな?







≪彼は意味ありげに、口角を吊り上げて笑い≫







じゃあ、世紀のイリュージョンショーといくか。







≪何かを掴んだ風な拳を、貴女の目の位置に降ろしてくると≫







手、出しんしゃい。







≪貴女が躊躇っていると≫







いいから、ほら、出してみんしゃい。







≪彼が片目を瞑って合図をするので、貴女が両手を差し出すと…。ゆっくりと小指から開かれていく拳から、キラキラと煌く一筋の光がスルリと貴女の両手に落ちる≫







─…どうじゃ?







≪貴女の掌で輝くのは、小さな星のチャームが付いたネックレスで。これ…と、貴女が彼を見つめると≫







仕事の帰りに、たまたま見つけたんじゃ。




で、華奢なところが、お前さんに似合うと思ってな。

気付いたら、買っとった。










本当に空の星とはいかんが、これはこれで綺麗じゃろ?







≪そうして、貴女の肩を引き寄せると≫







それに、何ていうか…本当の空の星は、俺にとってのお前さんじゃから。




漆黒の闇ン中でも、優しく光って…俺を癒してくれる、そんな存在じゃ。













なあ─…

これからも俺の側にいて、照らし続けて欲しいんじゃけど。







≪そして自嘲するように、彼は≫







俺はお前さんのことが好き過ぎて、もう見つけられそうもない…




○○より綺麗な星なんて…、な。







管理人★朝水

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